初めて脱毛斑を発見してから1ヵ月程で、脱毛斑が大きく、さらに数も増えたことでクリニックから総合病院に転院となりました。

 

総合病院ではまず検査を受けました。円形脱毛症ではなく、脱毛を伴う他の病気という可能性もありますので、いろいろな検査をして調べるようです。

私が受けた検査は、血液検査、心電図、レントゲン、生検でした。

生検では脱毛している箇所の頭皮を切り取られます。直径3mm程度、クッキーの型抜きのような感じでとられるといったイメージです。実際はどんな器具で切りとられたのかは見ていないのでわかりません。怖くて見られませんでした。もちろん局所麻酔をしてから切りとられるので痛くはないです。

ちなみに、生検後は数時間ガーゼを当てることになるので、検査をされる可能性があるときは帽子を持っていくことをおすすめします。



その後、入院し、点滴によるステロイドパルス療法を実施することになります。幸いにも検査したその週に入院することができました。

脱毛症の治療方法でも述べましたが、治療方法にはいくつかの選択肢があるようです。私は事前に自分で治療方法について調べ、できればステロイドパルス療法を受けたいと思っていましたので、“ステロイドパルス療法というのがあると聞いたのですが”と医師にステロイドパルス療法を受けたい旨を伝えました。

この治療は短期間で多量の薬を投与します。三日間、一日三時間程度点滴されました。私は副作用等、特に問題はなかったので3日で退院できました。この治療により食欲がなくなることがあるようですが、若い人はお腹が空く人もいるとのことでした。ちなみに私はアラサーですが、お腹が空きました。ただし、これはこの治療によるものではなく、病院食のボリュームの問題かと思います。また、睡眠障害も現れる可能性があるとのことです。私は慣れない環境ということもあってか夜はなかなか寝付くことができず、二日目からは睡眠導入剤を処方してもらいました。

 

入院中はお風呂にも入れるのですが、私は部屋に浴室がついていないタイプの個室でしたので、共有の浴室を借りました。日中、空いていればいつでも入ってよいとのことでした。点滴の効果は点滴当日から現れるわけではなく、入院中も髪の毛は抜け続けていました。そのため、浴室、洗面所は髪の毛の海となり、入浴後いちいち看護師さんに“入浴したので髪の毛の処理をお願いします”と伝えなければなりませんでした。

そんな状態ですから、浴室洗面所だけではなく、もちろん病室でも髪の毛は抜けます。大部屋だと周りに気を使ってしまうため、個室にして正解でした。もし可能であれば個室を選択することをおすすめします。ただし、円形脱毛症は医療保険の対象になり入院による保険金もおりますが、大部屋ではなく個室を選択した場合の差額ベッド代は全額自己負担となります。(加入している保険によっては差額ベッド代ももらえる場合もあるかと思いますが。)

また、抜けた髪の毛を見るのに嫌気が差しますので、ベッドの上の髪の毛を掃除するためにコロコロを持っていくことをおすすめします。



三日間の入院を経て、副作用もなく無事に退院となるわけですが、この治療を受けたからといってすぐに効果が表れるわけではありません。効果が表れるのは最低でも1ヵ月後とのことでした。この当時私はすぐに効果が表れるものだと思っていたので、このままのペースでは1ヵ月もしたら髪の毛なくなっちゃうよ、と愕然としたのを覚えています。

さて、効果のほどですが、これは発症から2ヵ月以降でお伝えします。

 

● ステロイドパルス療法とは